株主資本コストを上回るROEの達成が必要不可欠であると認識し、資本コストや株価を意識した経営を実現するため、現中期経営計画の定量目標を上方修正いたしました。
2025年3月期の実績は、売上高は前期比2.4%増収、営業利益率は8.1%と前期に続き8%台を維持しました。一方ROEは7.0%と従来目標線ではあるものの、修正目標には未達となりました。今後もオフィス向け、トイレブース、学校向けの新製品発売によって増収率を高め、資本政策見直しによりROEの改善を図ります。
・東京ショールーム(2024年4月)、大阪ショールーム(2024年10月)のリニューアルに続き、2026年3月期に名古屋ショールームの増床リニューアルを予定しています。
・移動間仕切のオフィス分野での用途開発を目指し、中心一点吊りのダブルガラススライディングウォール「PIVO」を発売しました。
・可動間仕切の生産能力の増強と出荷能力の強化等を目的とした加賀工場2号棟(新棟)の建設計画を進めております。この計画により、中期経営計画期間中の設備投資額は、当初の50億円以上から150億円以上へ見直ししております。
・建設と操業開始時期の見直し(2025年1月公表済み)を行いましたが、土地造成を終え、2025年5月の建設開始に向けて順調に進行しております。