小松ウオールは「我が社の基本理念」に基づき、間仕切の専門メーカーとしてお客様の声やニーズを製品・サービスに反映し、より安心で快適な空間を提供し社会に貢献するという基本姿勢を創業当初より受け継いできました。
現在、気候変動や人権といった様々な社会課題が深刻化し、これらの解決が国際社会で急務とされる中、この基本理念を核とした経営の重要性を再認識しております。
小松ウオールは、設備投資やDXによる生産性の向上、協力会社との協働の強化、脱炭素社会の実現に向け環境課題の解決に取組むとともに、限られたエネルギーを効率的に使い、コスト削減に繋げます。また、今まで以上に、環境配慮をした製品作りを行います。
多様な人材が活躍できる環境作り、人的資本への積極的な投資、従業員エンゲージメントの向上を通じ、従業員と共に成長し続ける会社を体現します。
ステークホルダーの皆様との対話を通じて当社事業に対する社会からの期待・要望を的確に把握、マネジメントに落とし込み、企業統治を行います。
建築は時代のニーズに敏感に反応し、たえず変化を続ける産業であり、その業界に身を置く当社にとってサステナビリティ経営の推進は、従業員一丸となって取組むべき重要な課題です。
今後も、事業活動を通じて社会課題の解決に取組み、ステークホルダーの皆様のご期待に応えられるよう努めてまいります。
引き続きご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
代表取締役社長
当社が創業当初より定める「我が社の基本理念」には、より良い製品とサービスの提供、働きやすい職場環境の構築、会社の成長と社会的責任の両立という、お客様、従業員、社会に対する基本姿勢が示され、この基本理念は入社時研修や朝礼での唱和を通じ全従業員に深く浸透し、私たちの価値判断や行動の拠りどころとなっています。
また「経営の基本方針」では、事業を通じた社会貢献を経営方針として定め、当社は間仕切製品や新製品の開発を通じて多様な空間を創造し、新たな価値を生み出してまいりました。さらに「行動指針」は基本理念の実現に向け、様々なステークホルダーに対してとるべき具体的な基本姿勢が示されています。
これらの「我が社の基本理念」、「経営の基本方針」、「行動指針」を事業活動において実践し、持続可能な社会の構築に貢献することが小松ウオールのサステナビリティであるとの考えのもと、以下のとおりサステナビリティ基本方針を定めます。
私たち小松ウオールは「我が社の基本理念」、「経営の基本方針」及び「行動指針」の実践を通じ、持続的な企業価値の向上と社会的課題の解決を目指します。
われわれは、常に一流を指向し、内に礼節、勤勉、誠実を心がけ、積極果敢に行動します。
当社は、間仕切の専門メーカーとして、ビルの高層化・建物の工期短縮という建設業界の要請に即して、受注から設計、製造、販売、施工、サービスまでの「自社一貫システム」をもって、様々な新製品を社会に送り出し高い評価を得てまいりました。今後においても当社の専門分野である間仕切関連製品を中心に、新製品の開発、サービスの向上を通じて、着実な業容の拡大と安定した収益を継続して上げることにより、取引先・従業員・株主との共存共栄を図って社会への一層の貢献を行うことを経営指針として活動してまいります。
私たちの目指すところは、誠実かつ公正な経営を実現し、企業の社会的責任を果たしていくことです。私たちは次のとおり行動します。
当社は、企業経営において、株主にとどまらず、従業員、取引先、顧客、債権者、地域社会をはじめとする多様なステークホルダーとの価値協創が重要となっていることを踏まえ、マルチステークホルダーとの適切な協働に取り組んでまいります。
詳細については、以下のPDFを参照ください。
マルチステークホルダー方針サステナビリティ経営を促進するため「サステナビリティ委員会」を設置し、専任部門として「サステナビリティ推進課」を新設しました。
サステナビリティ委員会は広範囲にわたるESG活動の戦略・方針・目標の策定、成果の確認及び見直しを行います。審議内容は取締役会に報告し、取締役会はサステナビリティを重要な経営課題の一つとして適切に監督できる体制を整備しています。
サステナビリティ推進課は専門視点で方針・施策の企画・立案やサステナビリティ課題の審議・検討・成果の確認(モニタリング)を担当します。