INTERVIEW社員紹介
製作設計の仕事は奥深い。
5~6年は修業時代だと思っています。
製作設計(石川)技術部 K.T 2021年入社
工学研究科 物理工学専攻修了
就活
どのような就活をしましたか?
出身地である石川県と、大学のあった福井県の企業、メーカーを希望していました。
当社も含め、電子部品、産業機械などのメーカーに就活を行い、結果的に当社に入社しました。
当社のことは知っていましたか?
地元の大きな会社、という程度しか知りませんでした。
小松ウオールって会社があるなぁ。何を作っているんだろう?へえ~、間仕切かぁ。
ところで、間仕切って、なんだ??
こんな順序で、この会社に興味を持ったんです。
小松ウオールに入社した決め手は?
それで間仕切のことを調べると、オフィスや学校など建築物の空間を作る製品なんだと。
もともと部屋の模様替えとか好きでしたから、空間づくりの仕事っておもしろそうだな、と。
会社も上場企業で安定しているし、地元だし、いいんじゃない・・・と、こんな感じでした。
仕事
今の仕事は?
当社の主力製品のひとつである「マイティウォール」の製作図面を作成しています。
当社では、先ず建物にどんな製品がどのように配置されるのかを設計する「建築設計」を行い、次いでそれらの製品を工場で作るための「製作設計」を行います。私が担当しているのは後者です。
仕事のポイントは?
どのような設計をすれば、工場で作りやすいか。品質も安定し、簡単に作れるか。構造的にも強いか。それら条件を満たすことが、製作設計のポイントです。
そのためには、どのような工程で製品を作っているのか。加工機械にはどんなものがあって、それらの特性や加工できる大きさはどうか・・・などを熟知しておく必要があります。
嬉しいことや大変なことは?
製品の納期が決まっており、工場に投入する日時が決まっていますから、基本的に時間に追われる仕事です。時間内に作図を終わることができたときは、ホッと達成感を感じます。
時間があるときには、古い図面を引っ張り出してきて眺めたりします。「そうか、こういう設計をすれば作りやすく強度も保てるんだ」と、先輩たちの知恵に感心したりします。
やりがいは?
工場と製品、双方の知識が必要なこの仕事の奥は深い。5〜6年は修業期間だと思っています。
奥が深く難しい分、極めていく面白さと、やりがいのある仕事だと思います。
感動
記憶に残っている仕事は?
あるとき回ってきた仕事が、卒業した大学の建物に納める製品のものでした。
「おお、おれが設計した製品が母校に入るのか!」と、そのめぐりあわせに感動しました。
誇らしくもありました。
職場
職場はどんな雰囲気ですか?
ここは部署全員で助け合いながら「納期と闘う部署」。
だから一体感があって、みんな仲がいい。
一丸となって頑張れる、そんな雰囲気があります。
メッセージ
学生諸君へのメッセージを
時間と闘う仕事で、大変といえば大変。しかしそれに見合った待遇はあり、職場の仲間のサポートもあります。
ものづくりに興味のある人、ぜひ一緒に図面に向かって格闘しましょう!
ある1日のタイムスケジュール
- 出社、ラジオ体操、朝礼
- 物件確認
- 作図
- 昼休憩
- グループミーティング
- 作図
- 小休憩
- 作図
- 退社